世相閻魔帳⑱「顕正新聞」令和3年10月25日号
人体に入ると重い肝機能障害を引き起こす寄生虫「エキノコックス」が本州に上陸・定着したとのニュースが最近報じられた。墓穴を掘り続けて宗門追放の道をひた走る宗門の寄生虫よりも生存戦略が長けているらしい。
良観講(妙観講)の頭目で法華講大講頭の大草一男は、生存戦略の一環として浅井先生の公開対決申し入れ(平成一七年)から完全逃避した事実の糊塗を企図し、令和元年五月、大草が編集・発行に関与する宗門機関紙「慧妙」で「カエリタマエ」の捏造音声を喧伝、この件で大草自ら原告となって顕正会を訴えるパフォーマンスまで演じた。
ところが、結果は「敗訴」と大失敗。引くに引けない大草は、今度はこの大失敗を誤魔化すため捏造音声に関する鑑定書を新たに用意し、これを「慧妙」に掲載してみせた。
しかし「顕正新聞」本年九月二五日号は、「慧妙」に掲載された鑑定書の作成者が音声鑑定の専門的知見を有するか怪しい人物であることなどを指摘。大草一党の欺瞞を看破した。
以後、大草一党は何らの反論もできず緘黙。味方であるはずの宗門僧俗から「大草らを処分する必要がある」との声まで上がる事態に発展している。
大草の謗法与同
本コラムによって大草自身の〝謗法与同〟が白日の下に晒されたことは、大草にとって痛打、強烈な追い撃ちになっているようだ。
既報のとおり、大草はネパールで開催された宗門・妙観講の行事で、自身の目の前でヒンズー教の本尊である「ガネーシャ像」を祀っていた。ガネーシャは〝障害を取り除き成功を授ける神〟として、現地では何か事を始める時に礼拝されるという。
また、大草は自身のことを「日本のベテラン仏教学者」「僧侶・聖職者」(Rev.)などとネパールの人々に呼ばせて悦に入り、現地の邪宗の大学で邪宗団体後援の下、釈迦の絵像・仏像を祀りながら、「法華経」(Lotus Sutra)について講義していた。「日蓮大聖人の仏法」と堂々と言わない摧尊入卑は水島日叡と同じである。
いずれの謗法与同も決定的証拠写真が存在する。それらを顕正会員から示された宗門僧俗の中には「気持ち悪い」「謗法与同だ」「許せない」と述べた者もいる。
ゆえに、大草一党は動執生疑を起こしている宗門僧俗を欺くのに必死らしい。後述するとおり、「慧妙」本年十月十六日号には、またぞろ幼稚なウソが並べられている。
しかし、真っ当な判断能力を有する者が証拠写真を見れば、「慧妙」の内容がすぐにバレるウソであることは一目瞭然。
以下、従前の証拠写真及び今般新たに掲載する証拠写真等を以て、大草の謗法与同をウソで誤魔化し続ける異常な大草一党にトドメをさすこととする。
ガネーシャ像
まず大草がガネーシャ像を祀っていた事実が露見したことを受け、狼狽した大草一党が吐いたウソを幾つか挙げる(多すぎるため全てを列挙することはしない)。
「〝こんなものが置かれていたとは知らなかった〟という不可抗力の出来事」
「顕正会が騒ぐまで気がつかなかった、という次第である。ただそれだけのこと」
「(※大草は)その場に招かれて着席しただけだから、その前のほうに、向こう向きにおいてある物など、裏側から見て何なのかわかろうはずもない。この写真が出て初めて、こんなものが置いてあったのかとわかった」
「大草講頭らは、事前に会場の状態などチェックしていない。それ故、そこにそんな物があったということに気付いていなかったのだ」等々。
そして「慧妙」本年十月十六日号も
「座っている大草講頭からは、テーブル向こう側にある像の下方は隠れて識別しにくい状況であったことが窺える。『席に案内されただけで知る由もなかった』という事は何の矛盾もないし、本人の咎では全くない」
などと、本コラムの掲載写真を示さず、「慧妙」の読者に実際の状況がどのようなものだったかを全く認識させないまま、ウソをつき放題という有様。
しかし実際は掲載写真(写真①)から明らかなとおり、ガネーシャ像は大草の真正面に祀られ、像本体の位置(高さ)は大草の目線の少し下、しかもガネーシャ像は大草側(裏側)から見ても像の背面等を明確に認識できる(写真②)。
つまり、大草の席に座れば祀られたガネーシャ像が目の前にあり、嫌でも視界に入る。「席に案内されただけで知る由もなかった」というのは明らかなウソだ。部屋の構造からして、大草は入室してから着席するまでの間にガネーシャ像が視界に入っていたことだろう。
念のため、別の角度から撮影した証拠写真も新たに掲載しておく(写真③)。大草がガネーシャ像の方向に視線を向けていることは明白。これでも「気付いていなかった」と嘯く大草の精神構造は異常だ。
釈迦の絵像・仏像
次に大草が釈迦の絵像・仏像を祀った証拠写真について、当初「慧妙」は
「修行僧(ブッダ?)の絵が立てかけられた写真」
「修行僧の写真が写り込んでいることなど、大草講頭には知る由もなかった」
と仏像の存在を完全に隠蔽し、問題の矮小化を図った。
しかし、本コラムの追及によって隠蔽しきれないと判断したのか、「慧妙」本年十月十六日号でようやく仏像について言及、それは次のようなものだ。
「布が掛かっている仏像は裏から見たのではわからない物」と。
要は〝仏像には布が掛かっていた。だから大草側から仏像の存在に気付くことはできなかった〟と言いたいらしい。
いやはや、ヘソで茶を沸かすことを言うものだ。ウソがバレても、また別のウソをつき続ける。いささかも懲りないのが大草一党の習性だ。
たしかに以前掲載した写真(写真④)では仏像に布が掛かっていた。無論、それでも大草が気付かないはずがないのだが、性懲りもなく大草一党が子供じみたウソをつくので〝仏像に布が掛かっていない証拠写真〟を新たに掲載する(写真⑤)。刮目すべし。
ギラギラと光り輝く異様な仏像は大草の真横に祀られ、燭台には火まで灯されている。この状態で大草が仏像の存在に気付かなかったというのはあり得ない話だ。
以上、大草の謗法与同を誤魔化そうとする「慧妙」のウソを完全に粉砕した。
捏造音声問題に引き続き、大草一党の異常性と特異なウソつき体質がより一層浮き彫りになったといえるが、断末魔に喘ぐ寄生虫のことだ、今後どう反応してくることやら。(天皷)