世相閻魔帳

顕正新聞のコラム「世相閻魔帳」

裏金議員を延命させた検察の罪

世相閻魔帳116「顕正新聞」令和8年9月5日号

 高市首相は現在、自身と同じく日本会議国会議員懇談会や神道政治連盟国会議員懇談会に所属する旧安倍派のいわゆる「裏金議員」を重用しているが、世間の常識に照らせば到底あり得ない。
 裏金事件の概要と大甘処分で裏金議員を延命させた検察の腐敗した実態について述べる。

裏金事件とは

 裏金事件とは、政治資金パーティー券の収入の一部を国民に公開する義務のある帳簿(政治資金収支報告書)に記載せず、私的に自由に使えるカネ(裏金)を作っていた事件のことだ。
 旧安倍派では所属議員に政治資金パーティー券の販売ノルマを課し、ノルマ超過分については派閥が議員側に還流(キックバック)あるいは議員側が派閥に納めず中抜きするなどし、組織的に帳簿に記載のない裏金を作っていた。
 政治資金の透明性を組織的に無視した点で極めて悪質であり、しかも平成30年から令和4年だけで旧安倍派の不記載は収入・支出合わせて約13億円、議員側への還流は約5億円に上るというからその規模も大きい。
 一般国民が同じことをしたらどうなるか。個人事業主や会社の経理が多額の売上を隠せば、脱税等を理由に逮捕・起訴されるだろう。
 しかし東京地検特捜部はわずか4名の議員と会計関係者らを起訴しただけで、その他大勢の裏金議員を不起訴として事件を終結させた。
 この事件処理は明らかに不当かつ不公平であり、到底許されるものではない。

高市早苗と裏金議員

 世間の会社ならば、巨額の帳簿操作や裏金作りに及んだ輩に対し、仮に同人が逮捕・起訴を免れたとしても即刻解雇するなど厳しく処分するのが通常だ。このような者を雇い続け、重要なポストを与えることなど到底あり得ない。
 しかし高市首相は悪質な裏金事件に関わった旧安倍派の中心的議員らを〝選挙で禊が済んだ〟と言わんばかりに、次々と積極的に起用している。
 萩生田光一を自民党の「幹事長代行」に、西村康稔を「選挙対策委員長」に、松野博一を「組織運動本部長」に起用し、その他の裏金議員も「副大臣」や「政務官」に起用するといった具合だ。
 思うに、高市首相が裏金議員を重用する狙いは、自民党最大派閥だった旧安倍派を引き込むことで脆弱な党内基盤を補強し、邪な憲法改正という両者の共通目標の実現に向けた基盤を固めることにある。
 冒頭で述べたとおり、高市首相と裏金議員は「日本会議国会議員懇談会」や「神道政治連盟国会議員懇談会」に所属する仲間同士であり、また現在自民党は戦後初めて単独で衆院定数の3分の2を上回る議席を獲得している。
 高市首相と日本会議界隈の野望である憲法改正、ひいては明治憲法下の「神の国」復活に戦後最も近付いた状況にある以上、国民の感情を逆撫でしようが、裏金議員だろうが何だろうが、野望実現のためには手段を選ばないというわけだ。実に高市首相らしいやり口と言える。

検察の罪

 今後、高市首相と裏金議員らが邪な改憲の実現に向けて蠢動する可能性は高い。かく見れば裏金議員を不起訴にして生きながらえさせた検察の罪はまことに重いと言わざるを得ない。
 検察は権力を前にして腰砕けとなり、最初から大勢の裏金議員を不起訴にするつもりでいたのではないか。
 当時、東京高検の検事長として裏金事件の捜査を統括する立場にあった畝本直美は、大勢の裏金議員が不起訴となった翌日、検事総長(検察トップ)に就任した。「露骨なごほうび人事」「巨悪を助けて出世コース」などと批判の声が上がるのも無理はない。
 特捜部の主任検事(キャップ)として裏金事件の捜査現場を指揮したのは、畝本の〝直弟子〟と言われる西田将仁だった。(検事任官前の司法修習中に畝本から直接指導を受けていたと一部で報じられている)
 この西田という御仁は、裏金事件とは別の事件で取り調べた女性と繰り返し性的行為に及ぶなど不適切な関係を継続し、他事件の取り調べのために公費で押さえたホテルでも業務後に女性と性的行為に及び、電子マネーまで受け取っていたという。この職権乱用が発覚したことで、本年7月29日に懲戒免職処分となっている。
 これまさに前代未聞の不祥事であり、日本の検察史上最大のスキャンダルと言っても過言ではない。
 かような西田が裏金事件の捜査指揮を適切かつ公正に執っていたとは到底思えない。それどころか〝裏金議員と何らかの裏取引をしていたのではないか〟との疑念すら湧いてくる。

不祥事続きの検察

 余談だが「森友学園」への国有地売却や決裁文書改ざん問題(森友事件)で佐川宣寿元国税庁長官や財務省幹部38人全員を不起訴にしたのは大阪地検特捜部だったが、当時同庁の次席検事(ナンバー2)は畝本直美の夫・毅だった。
 また、当時同庁の検事正(トップ)だった北川健太郎は令和6年、在任中に酩酊した部下の女性検事を自宅に連れ込んで性的暴行を加えたとして、準強制性交罪で逮捕・起訴されている。
 安倍が関連する事件を担当した検事が、犯罪を取り締まるべき検事にあるまじき輩ばかりなのは果たして偶然か。あるいは政治権力に屈したことで、正義感や倫理観までもが崩壊し、箍が外れてしまったのか。
 その他、元東京地検特捜部キャップの堀木博司(大阪高検検事)についても、取り調べの際に「検察庁を敵視するってことは反社(反社会的勢力)や」などと被疑者を罵倒したことで、特別公務員暴行陵虐罪で刑事裁判にかけられることが本年6月に決定している。
 検察の腐敗は極めて深刻である。

急ぎ仏国建設を

 ちなみに現在、高市首相サイドが関わったとされる政治とカネをめぐる複数の疑惑について、学者やジャーナリストらが検察に刑事告発しているが、検察がこれらを不問に付すことは目に見えている。
 また今後、高市首相や安倍晋三の残滓たる裏金議員ら日本会議界隈の面々が野望実現に向けて形振り構わず突き進む過程で仮に法に触れるようなことがあっても、検察がそれらを厳しく取り締まることは期待できない。
 「神の国」への回帰を阻止し、急ぎ広宣流布して三大秘法を根本の指導原理とする王仏冥合の仏国を建設し、国家権力そのものを妙法化しなければならない。(天皷)

宗門「海外部」の驚愕の実態(6)

世相閻魔帳115「顕正新聞」令和8年8月5日号

 前回の本コラムでは、インドネシアにある日蓮正宗の現地組織(MNSBDI、以下「インドネシア日蓮正宗」)が平成30年に釈尊の誕生・悟り・入滅を祝う「ワイサック法要」を行い、信徒らが「ワイサックおめでとうございます」と書かれた横断幕を手に世界最大級の仏教寺院群「ボロブドゥール」への行列行進にも加わっていた謗法与同の物狂おしい実態を紹介した。

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 実は本年もインドネシア日蓮正宗の面々はワイサックを祝う法要を法清寺で開催し、また邪宗の団体が主催するワイサック関連のイベントに平然と参加していたのである。
 以下、それぞれ簡単に紹介する。

御本尊を奉掲し釈尊の誕生を祝う

 ボロブドゥールで大規模なワイサックの儀式が開催された本年5月31日正午、インドネシア日蓮正宗はインドネシア国内の仏教団体と足並みを揃える形で、法清寺でワイサック法要を開催し、その様子を複数の寺院にライブ配信した。
 御本尊を奉掲して、釈尊の誕生等を祝う法要を行うことができることを見れば、この者たちに信心の欠片もないことがわかる。
 ライブ配信会場の責任者に取材したインドネシアの大手ニュースサイトによれば、正宗信徒でもあるその責任者は次のような発言をしていた。
 「今回のワイサックも、全ての仏教徒と同様に私たちも祝います」
 「ワイサックの意義はお釈迦様の誕生と入滅を祝うことです。本来、日蓮正宗には11月に行われる『御会式』という独自の意義がある記念日がありますが、ワイサックは全ての仏教徒が祝う日であるため、私たちも仏教徒としてともに祝うのです」
 「ワイサックという好機を通じて、世界平和を築くために仏教徒が継続して強固な連携を深めていくことを期待しています」と。
 この者たちは、釈尊の弟子か。

戸沢は邪宗の僧か

 別のニュースサイトでは、昨年に法清寺で実施されたワイサック法要に関する記事を報じていた。
 それによると住職の戸沢良昭はそのときの説法でこう述べたという。
 「ワイサック法要の目的は、お釈迦様の誕生を祝うことにあります。皆様の今後のご発展、ご健康、そしてご多幸をお祈り申し上げます」と。
 戸沢は邪宗の僧侶か。
 日蓮大聖人を蔑ろにして、釈尊の誕生・悟り・入滅を祝うとは摧尊入卑の極み、大謗法である。
 このような師敵対の悪侶は直ちに擯斥されなければいけない。

謗法イベントに参加

 さらに、インドネシア日蓮正宗は、インドネシアの青年仏教徒らで構成された団体(Young Buddhist Association Indonesia)がワイサックを祝うために開催したイベント「VESAK FESTIVAL 2026」にも参加していた。
 このイベントの目的は、ボロブドゥールのような寺院ではなく、近代的な公共空間を通じて宗教間の調和を促進することにあり、そのために敢えて仏教徒以外が大勢いる大型ショッピングモールを会場にしているのだという。
 会場となったショッピングモールの一角には、他民族・他宗教との相互連結なるものを示すためにワイヤーを繋げて製作された巨大な釈迦像が設置されている。
 イベント当日は〝宗教間の調和促進〟という開催目的に賛同する多くの邪僧や邪宗団体の信者らが会場に集まり、説法や読経、ダンスなどのパフォーマンスを披露したほか、皆で巨大な釈迦像に祈りを捧げ、合掌していた。
 インドネシア日蓮正宗も本年5月31日の夕方、インドネシア第二の都市であるスラバヤ(東ジャワ州)のショッピングモール内で開催された同イベントにノコノコと参加し、他の参加者らが見守る中、子供たちにダンスを披露させていた。

学会・身延派も参加

 ちなみに、インドネシア日蓮正宗の面々がパフォーマンスを披露する数時間前には、同じ場所でインドネシアにある創価学会の現地組織がやはりパフォーマンスを演じていた。
 また、別の日に他の会場で開催された同様のイベントには身延派も参加し、若手僧侶が読経や説法を行なっていた。
 「宗教寛容」やら「他宗教との調和」を掲げ、イスラム教やキリスト教といった外道の輩とも誼を通じるインドネシア日蓮正宗にとって、身延派や学会もむしろ寛容や調和を図る対象であり、同じ題目を唱えていることから仲間意識すら懐いている可能性もある。
 この者たちは、日興上人の身延離山の大精神など知る由もない。

「法師の皮を著たる畜生」は還俗せよ

 以上が海外部長の漆畑日実が「大きな期待」をしているというインドネシア日蓮正宗の悍ましい実態だ。
 宗門はこの実態を知りながら、相変わらず放置・黙認する一方、総監の水島日叡などは本年の法華講夏期講習会で「謗法こそが不幸の根源であり、私たち一人ひとりが謗法厳誡の宗是を固く守り、自らも謗法を犯すことなく、さらに謗法破折の折伏を行っていかなければなりません」(法華講連合会機関紙「大白法」令和8年7月1日号)などと偉そうに指導しているのだから唖然とする。
 ならばなぜ宗門は「不幸の根源」であるイスラム教やキリスト教、ヒンズー教などの邪教を戸沢に破折させないのか。なぜ邪教に与同しているインドネシア日蓮正宗を厳しく処分しないのか。
 所詮、宗門高僧らがいかに御書を引いてもっともらしく説法するとも、すべては信徒に対する「ポーズ」でしかないのである。
 「御尊師」などと呼ばせて、いかにも尊げに振舞ってみても、一皮剥けば目を細めて信徒の供養を狙う食法餓鬼でしかない。
 このような「法師の皮を著たる畜生」は全員還俗すべきである。「法師となる義」は一つもない。
 いずれにしても、早瀬日如管長は御遺命違背の大罪を大聖人様に謝し奉った上で真摯に出直しをしなければ、宗門一同「餓鬼道に堕つる」こと必定である。(天皷)

宗門「海外部」の驚愕の実態(5)

世相閻魔帳114「顕正新聞」令和8年7月5日号

 日蓮正宗(宗門)は本年に入り、大石寺大坊に在勤している宗門僧侶らに対し、「世界の国や地域で、現地の信徒と共に広布を目指す竜象の輩出を目的」としてインドネシアの宗門末寺「法清寺」の二十周年に関する映像を視聴させたり、海外信徒の話を直接聞く機会を設けたりしている。
 しかし、これまでに本コラムが証拠写真を示して報じてきたとおり、インドネシアの宗門僧俗は謗法与同も平気の平左でデタラメな活動で人集めをしているに過ぎない。
 以下、大半の宗門僧俗が知らないであろう、インドネシアにある日蓮正宗の現地組織(MNSBDI、以下「インドネシア日蓮正宗」)の驚愕の実態を記す。

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謗法行事「ワイサック」

 インドネシアでは毎年、「釈尊の誕生・悟り・入滅」を祝う大規模な宗教行事「ワイサック」が開催される。わかりやすくいえば、キリスト教における「クリスマス」と似たような位置づけである。
 インドネシアは国民の8割以上がイスラム教徒であり、仏教徒は数パーセントしか存在しないが、「宗教寛容」の建前でワイサックは祝日(公休日)に指定されており、当日は国を挙げて釈尊の誕生等を祝うのだという。
 ワイサックには、アジア一帯から大勢の邪宗の僧侶や信徒がインドネシアのジャワ島にある世界最大級の仏教寺院「ボロブドゥール寺院」やその周辺寺院(以下、端的に「ボロブドゥール」と記す)に集まり、読経しながら行列行進したり、共同祈祷を行なったり、瞑想したりと数多くの謗法の儀式が行われ、最後に各々が願いを込めて天灯(小型の熱気球)を空に上げるなどする。
 このような謗法の行事であるワイサックに、あろうことかインドネシア日蓮正宗は平成30年5月末、ノコノコと参加して、それを祝っていたのだ。

「ワイサック法要」

 インドネシア日蓮正宗の公式サイトでは、「WAISAK BOROBUDUR 2018」とのタイトルで、平成30年にボロブドゥールで行われたワイサックの儀式に参加した旨を報じ、インドネシアの宗門末寺「法清寺」住職・戸沢良昭と「妙願寺」住職・土田法積(当時)ならびに現地信徒らが、そこで勤行を行い「ワイサック法要」なるものを営んでいる写真を掲載している。【写真①】
 公式サイトによれば、この「ワイサック法要」は戸沢が主宰し、インドネシア日蓮正宗の総会長であるアイコ・セノソエノトのメッセージが代読された。
 このアイコ・セノソエノトという女性は、インドネシア仏教協会の役員も務めている。インドネシア仏教協会とは、インドネシア日蓮正宗と7つの邪宗団体が共同で創設したもので、日本でいえば「全日本仏教協会」のようなものだ。
 インドネシア日蓮正宗の総会長がこのような邪宗の連合体の役員を務めていることも、戸沢は何も感じないらしい。

ワイサックを祝う行進

 さらに、インドネシア日蓮正宗の信徒が「SELAMAT HARI RAYA WAISAK」(ワイサックおめでとうございます)と書かれた横断幕を持って、ボロブドゥール寺院への行列行進に加わっている写真も掲載していた。【写真②】
 公式サイトによれば、インドネシア各地の伝統衣装を身に纏った五人が船を模した山車に乗るパフォーマンスを披露し、しかもその山車を大聖人様の三大誓願に準えて「我が民族の柱、眼目、大船」と装飾していたというから唖然とする。

邪教と誼を通じる

 ちなみに本年のワイサックでも、インドネシア日蓮正宗の面々が首都ジャカルタで開催されたワイサック関連のイベントに参加していたことが確認されている。
 インドネシア仏教協会・インドネシア宗教省・ジャカルタ特別州が共同で開催したこのイベントには、仏教徒のみならず、イスラム教・キリスト教・ヒンズー教・仏教・儒教等の邪教の指導者や信者ら大勢が参加した。
 会場周辺に大きな釈尊のねぶたのようなものが設置されたほか、メインステージにも釈尊の大型パネルが設置され、そこで邪教の指導者らによる共同祈祷やパフォーマンスが披露された。
 ここでも、インドネシア日蓮正宗の女性信徒とその仲間たちが、釈尊の大型パネルが設置されたステージ上で楽器を演奏していた。

謗法容認の海外部

 また、これまで大石寺に何度も登山し、海外部長の漆畑日実とも面識があり、インドネシア日蓮正宗で「Pandita」(司祭、指導者、教師の意)という地位にあり、法清寺で大勢の信徒らに信心指導を行なっている女性信徒もこのイベントに参加しており、邪僧らと仲睦まじい様子で記念撮影をしていた。
 この女性信徒は現在インドネシア仏教協会の女性部門の代表を務めており、本年2月の謗法与同イベントではその「実行委員長」を務めていたが(詳細は「顕正新聞」本年3月5日号掲載の本コラム参照)、未だに謗法与同のイベントに参加するなどして邪僧らと誼を通じているところを見ると、海外部はこの高位の信徒の謗法与同を窘めていないことがわかる。
 なお、この女性信徒はかなりの資産家らしい。信徒の供養で贅沢することしか頭にない食法餓鬼には、もとよりそのような道念もないのであろう。

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ただちに還俗せよ

 以上がインドネシアの宗門僧俗の実態だ。このような為体で「海外広布」やら「世界広布」などと戯けたことを言っているのが現在の宗門なのである。
 早瀬管長は「私どもは謗法厳誡の宗是を固く守り、純真、潔白な信心に住するよう、よくよく気をつけていかなければなりません」(平成31年1月31日)などと説法していたが、ちゃんちゃらおかしい。
 そして海外部長の漆畑も、謗法と誼を通じるインドネシア僧俗の団結に「大きな期待をしており、これからさらに発展していくであろうと確信」(「大白法」本年元旦号)しているらしいが、もはや救いようがない。
 とまれ、池田大作の御遺命破壊に加担したのみならず、未だに御遺命の国立戒壇に強く怨嫉を懐き、信徒の供養集めに狂奔する「法師の皮を著たる畜生」は、ただちに還俗せよと言いたい。(天皷)

幼稚極まる宗門の実態(3)

世相閻魔帳113「顕正新聞」令和8年6月5日号

 日蓮正宗の早瀬日如管長は本年3月、大石寺で開催された法華講連合会第62回総会の席上、「邪義邪宗の間違った教えは、個人を無間大城に堕とすのみならず、一国をも世界をも地獄に堕とすことになるのであります。この邪義邪宗の謗法を対治し、塗炭の苦しみに喘ぐ人々を救い、仏国土実現を果たしていく最善の方途こそ折伏であります」(「大白法」令和8年4月1日号)と、毎度のごとく口先だけの説法をしてみせた。
 海外の宗門僧俗の謗法与同を容認しておきながら「邪義邪宗の謗法を対治」「仏国土実現」などと〝どの口が言うのか〟と、その精神構造には呆れるばかりである。
 管長が管長なら末寺の住職も住職で、そのお粗末な為体は目も当てられない。
 以下、宗門僧俗の幼稚極まる実態の一例として、早瀬管長の長男で宗会議員という宗内で一応エリート(?)扱いされている早瀬道寧が住職を務める「応顕寺」(神奈川県横浜市)の活動ぶりを取り上げる。

大聖人様の御誕生をケーキでお祝い

 前回の本コラムでも指摘したとおり、応顕寺では「イベントを折伏の弾みにして、寺導行を実践していけたらと強く思う」(機関紙「OKG」令和6年8月・第68号)などと〝幼稚なイベントで人を集め、勧誘成果に繋げていきたい〟との方針を示し、「ブルーベリー摘み体験会」「シルバー川柳クイズ」「面白いイントロ当てクイズ」「七夕☆お寺で☆カフェ」「お餅つき大会」「夏休み宿題持ち寄り勉強会」といった幼稚なイベントを定期的に開催し、人集めに狂奔している。
 本年もその方針は維持されており、「お花見座談会」や「子どもの御誕生会」なる集まりを開催し、後者のイベントでは「参加者にケーキが振る舞われみんなで日蓮大聖人様の御誕生をお祝いした」という(「OKG」令和8年3月・第87号)。

罰当たりな春節勤行会

 また、本年2月17日には旧正月を祝う「春節勤行会」なるものを開催し、「ビンゴゲームも開催され、最後に記念撮影をし、勤行会は歓喜の中、終了した」という(「OKG」令和8年4月・第88号)。
 ちなみに、宗門公式の「年中行事」に春節勤行会なるものは存在しない。
 おそらく応顕寺の僧俗らが旧正月で横浜市にやってきた中国・台湾等のアジア圏の観光客を勧誘ターゲットにし、旧正月を祝うことで彼らの気を引いて勧誘成果に繋げることを狙った下らぬイベントと窺われる。
 なお、過去には公道に面して設置された寺院の案内板に「歓迎 春節勤行会」「勤行・ご法話・あいさつ・記念撮影・ビンゴなどなどどなたでも参加OKです!」などと、中国語を交えて作成した宣伝ポスターを貼って客引きをしていた。
 未入信者であっても寺に招き入れ、記念撮影やビンゴゲームに興じるなど、戒壇の大御本尊様を「営利の具」として御開扉料稼ぎに利用する無道心の食法餓鬼にしか思い浮かばない罰当たりな発想だ。

寸劇で勧誘ごっこ

 また、本年3月に開催された応顕寺の「婦人部大会」では、微々たる勧誘成果の向上を狙ってか、四流企業の営業部門よろしく勧誘テクニックを磨くため、皆で「下種実践の見本となる楽しい寸劇の後、参加者全員でグループを作り、台本を見ながら実践体験をした」らしい(「OKG」令和8年5月・第89号)。
 婦人部大会の宣伝ポスターを確認したところ、AIに生成させたと思しきお粗末な画像とともに「下種折伏活動に向けて挨拶・声掛け・一言フレーズを身につけて不安なく訪問出来るようにしましょう」との文言が記載されていた。どうやら宗門僧俗はセールストークの巧拙で勧誘は決まると考えているようだ。
 応顕寺は過去にも「折伏のコツ」として「にこにこ あっさり 何度でも」という幼稚園児レベルの標語を掲げていたが、稚拙な「楽しい寸劇」と「台本を見ながら実践体験」という〝ごっこ〟で勧誘成果が向上すると本気で考えているのであれば、全員〝お花畑〟と言う他ない。

幼稚な部長紹介

 かかる幼稚な方針を早瀬道寧とともに打ち出している応顕寺の幹部とは、いったいどのような面々か。OKGには「部長紹介」欄なるものがある。
 上辺だけでも広宣流布への決意等が記されているかと思いきや、なんと各部長が「誕生日」「好きな食べ物」「出身地」「血液型」「好きな御書の一節」「好きな曜日と理由」「好きな歌」「本山の好きな場所」「好きなスポーツ」「好きなものについて一言」について回答しただけであった。
 「あなたが行ってみたい国は?」「これから始めてみたいこと」「私の〝推し〟御書」を発表し合う学会の座談会と大差ない。
 応顕寺幹部の「好きな曜日と理由」と「好きなものについて一言」について、いくつか紹介する。
 会計部長「土曜日(明日が日曜日でお休みだから)」「温泉と健康について知識が豊富です」
 少年部長「金曜日(休みの前日、1週間仕事を頑張れた感があるから)」「音楽の力は、すばらしい!」
 庶務部長「金曜日(休みの前日だから)」「サッカーはそれほど道具がなくてもできます。一瞬で攻守が変わるところが魅力」等々。
 「だめだこりゃ」だ。

所詮はオママゴト

 以上が応顕寺にみる宗門僧俗の幼稚な実態である。
 前にも述べたが、かような活動に終始する道寧が「宗会議員」(宗務行政の審議や重要案件の議決等を行う宗門の議決機関「宗会」の議員)というのだから宗門の底が知れるというものだ。しかも道寧は選挙で360票も獲得して当選(再選)を果たしている。
 かつて浅井先生は早瀬管長に対し
 「オママゴトはやめて、ただ御遺命違背の大罪を大聖人様に謝し奉り、真摯に出なおさなければいけない
 「なぜ御遺命に背いた大罪を、大地に身を投げて大聖人様にお詫び申し上げないのか。この改悔なくしては、弘通など口にする資格もないではないか
 と強烈に呵責されたが、急ぎ真の懺悔をすべきである。(天皷)

「目くそ鼻くそを笑う」宗門の愚

世相閻魔帳112「顕正新聞」令和8年5月5日号

 日蓮正宗の法華講連合会の機関紙「大白法」(令和8年2月16日号)に「イベントで人集め?」と題する記事が掲載されていた。
 当該記事は、邪宗日蓮宗(身延派)が「お山でヨーガ」なる企画を実施したり、身延派管長が導師を務める法要で声楽やら弦楽に合わせて唱題等を行うイベントを開催したりしていることを取り上げて、「人が集まればよいのか?!」「法義をもって衆生を導くのが本分の僧侶としては、いかがなものか」などと身延派の活動実態等を批判し、「真の正法正義を知る本宗僧俗は、本尊に迷う人々を一人でも多く救っていかなければならない」つまり〝身延派を折伏せよ〟との一文で締めくくられていたが、「目くそ鼻くそを笑う」とはこのことだ。
 宗門僧俗のお粗末さを再認識するためにも、簡単に触れておく。

身延派と変わらぬ実態

 まず、これまで本コラムで何度も取り上げたとおり、くだらないイベントで人集めをしている実態は宗門も身延派と全く同じだ。
 例えば、宗門のトップである早瀬日如管長の長男である早瀬道寧が住職を務める「応顕寺」(神奈川県横浜市)は機関紙「OKG」(令和6年8月・第68号)で「イベントを折伏の弾みにして、寺導行を実践していけたらと強く思う」と、〝幼稚なイベントで人を集め、ひいては勧誘成果に繋げていきたい〟との方針を示している。
 実際、応顕寺では「ブルーベリー摘み体験会」「シルバー川柳クイズ」「面白いイントロ当てクイズ」「七タ☆お寺で☆カフェ」「お餅つき大会」といった幼稚なイベントを定期的に開催し、昨年などは「『夏休み宿題持ち寄り勉強会』が客殿で開催されます」「お友達も誘ってきてね♪」と子供の夏休みの宿題までダシにして人集めに狂奔していた。
 また、実成寺(福島県会津若松市)は昨年、大事の10月13日に地域のイベントの一環として、寺の境内で「コスプレ大会」なるものを開催させた。
 当日の催しは「ハロウィンコスプレ」「実成寺参道での縁日」「ダンス披露」などであり(事前に公開されていた予定では「お経体験」と「住職講話」が組まれていた)、広告チラシには「必ず遊び倒す みんなでコスプレ大集合」などと記載されていた。
 その他、過去には法道院(東京都豊島区)が外国人を集める目的で「日本語教室」を、常生寺(埼玉県さいたま市)も「法話会&イベント」なる催しを開催し、茶話会・大道芸(ジャグリング)・高齢者疑似体験・AED体験などと仏法とは全く関係のないイベントで人集めを行い、勧誘成果に繋げようとしていた。
 「人が集まればよいのか?!」との批判は、そのままブーメランとなって宗門に突き刺さっている。

謗法与同のイベントも

 海外の宗門僧俗はもっと酷い。
 インドネシアの宗門僧俗が執行した「御会式」では、寺の随所に「HAPPY OESIKI」というふざけた飾りつけや神社の鳥居をあしらった横断幕を掲げ、式終了後は「フェスティバル」と称して様々な料理やゲームを提供する屋台や露店を出し、現地信徒や訳のわからないまま参列したと思しき現地人たちが飲み食いしながらダンスやゲーム等に興じるなど、皆でどんちゃん騒ぎをしていた。
 加えて、インドネシアの宗門僧俗は昨年9月26日、邪教の指導者らを招いて「国民調和のための宗教を超えた共同祈祷会」と称する悍ましい謗法与同の集会(共同祈祷会)を開催し、席上、現地の代表信徒が〝謗法の者と一緒に祈祷し、調和する姿勢が大切〟と宣言してみせた。
 また、アフリカのガーナにある「法華寺」は令和6年6月、住職らがカレーライスなどの料理を作って大勢の現地人に有償で振る舞う「フードバザー」なるイベントを開催した。人集めとカネ集めが目的であったと窺われる。
 「法義をもって衆生を導くのが本分の僧侶としては、いかがなものか」などと、一体どの口が言うのか。

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頻繁に身延派と交流

 だいたい、これまで宗門僧俗は誰憚ることなく身延派と頻繁に交流を行なっていたではないか。そのことを棚に上げて、今さら〝身延派を折伏せよ〟とは厚顔無恥も甚だしい。その一例を挙げる。
 平成6年11月5日、身延派の総本山・久遠寺内の志摩坊住職で山梨県第一部布教師会長でもある佐藤順映以下8人の身延僧が、大石寺理事・理境坊住職・妙観講指導教師であった小川只道の案内で大石寺を参拝した。
 後日、佐藤順映は「大石寺研修参拝記~他宗には門戸開かぬ大石寺に柔軟性」なる記事を「布教師会報」に公表し、その中で、小川から「皆様の暖かなお心に触れ、外はめっきり寒くなっていたにも拘わらず、暖かな気持ちで御案内申し上げることができましたことを感謝しております」との礼状を受け取ったことなどを明かしている。
 仏敵を大石寺に招き入れた挙句「感謝」するなど、「仏法中怨」の誡めに背き、日興上人の身延離山の大精神を蹂躙する許し難き所行だ。
 また、平成7年6月6日には、身延派管長に就任する直前の田中日淳の一行32人が大石寺を参拝している。この時は能化の高野日海が袈裟衣を着けた正装で田中らを丁重に出迎え、正本堂をはじめ山内をくまなく案内し、一行を蓮葉庵で手厚くもてなした。
 それ以降も、大石寺執事・久成坊住職の関快道が20数人の法華講員を率いて千葉の誕生寺・清澄寺等の身延派寺院を巡ったり、法華講総講頭の柳沢喜惣次が阿部日明(日顕の子)が当時住職を務めていた大修寺の法華講員約20人を率いて身延派の総本山・久遠寺に参詣したり、大石寺所化20人が「史跡研修」と称して身延派の北山本門寺を訪れ、本堂で唱題したりした。

身延僧と肩を並べて研究発表

 近年も、宗門が平成24年に設立した「日蓮正宗教学研鑽所」なる研究機関所属の長倉信祐や堀部正円ら宗門僧侶は、日蓮宗宗務院・立正大学・身延山大学の三者持ち回りで毎年開催される身延派の学術大会「日蓮宗教学研究発表大会」などに積極的に参加し、そこで「戒壇の大御本尊の敵」である大謗法の身延僧を破折するわけでもなく、広宣流布とはかけ離れた研究成果とやらを身延僧らと肩を並べて発表し、親交を重ねていた。一例を挙げれば次のとおりだ。
 平成25年10月、立正大学で開催された「第66回 日蓮宗教学研究発表大会」。
 平成27年11月、日蓮宗宗務院で開催された「第68回 日蓮宗教学研究発表大会」。
 平成29年11月、身延山大学で開催された「第70回 日蓮宗教学研究発表大会」。
 令和5年11月、立正大学で開催された「第75回 日蓮宗教学研究発表大会」等々。
 しかも呆れたことに、日蓮正宗教学研鑽所に所属する僧侶らは身延派だけでなく、他の邪宗が主催する研究発表会等にも数多く参加しており、日蓮正宗教学研鑽所は公式サイトでそれらの活動を誇らしげに宣伝していた。
 当然、これらの謗法与同は彼らの独断ではなく、早瀬管長の承認を得て行われていたと言えよう。
 なお、堀部にいたっては立正大学仏教学会の機関誌「大崎学報」(令和4年3月号)に自身の論文を掲載してもらい、同論文の末尾において身延派坊主および立正大学の教授らへの丁重な謝辞まで記している。
 これら身延派と昵懇の実態を棚に上げて〝身延派を折伏せよ〟などと宣える宗門僧俗の精神構造は理解に苦しむ。

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お粗末極まる宗門僧俗

 その他、「大白法」(令和7年10月1日号)は「他宗教を容認し、他宗教に迎合する学会の言動は、紛れもなく、大聖人の御化導に反逆する大謗法」「謗法厳誡の精神を踏みにじる連中が、大聖人門下を名乗るのもおこがましい。学会に大聖人の仏法を語る資格はない!」などと偉そうに学会を批判していたが、インドネシアの宗門僧俗が他宗教を容認する姿勢を鮮明にしたことで、これも見事なブーメランとなってしまった。
 また「大白法」は昨年、顕正会を誹謗・挑発する記事を掲載したため、顕正会教学委員が「大白法」の発行所たる「富士会館」を訪問して法論を促したが、案の定、ビルの入口ドアを施錠して、法論から逃避するという醜態を晒した。
 宗門僧俗の言動は一事が万事、こんな調子だ。
 早瀬管長がなすべきことは、お粗末な実態を棚に上げて必死に破折しているフリをすることではない。五体投地の懺悔をして宗門の御遺命違背の大罪を大聖人様にお詫びし、一刻も早く国立戒壇の正義を宣示すること以外にない。(天皷)